ゾウが踏んだら壊れた

私の私による私のための

絵を描く意味とうつろいゆく創造者達のメンタル

(この記事は2015年6月に書かれたものです、
 いまさら公開状態になっていなかったことに気付いて
 本日づけで公開ボタンを押した次第です)

Twitter上での論争や話題はだいたい2年単位でループする傾向にあると見ている。
なお、独自の観測結果なので確固たる根拠はない。

ここ数年で定期的に上がってくるネタがある。
「注目を浴びたいから絵を描く派」vs「注目を浴びなくても絵を描く派」
の間接ファイトである。

ガチではあるが直接対決にはならない。
Twitterというツールの特性上、一個人のただの愚痴が同意か批判かのどちらかでRTされて第三者に言及され、全体で見ると壮大なオープン陰口の言い合いの様相を呈すため「間接ファイト」と表現させていただいた。ストレス解消の為のエア殴り合いなので未来永劫この命題が解決されることは、ない!と断言できる。

さてここで一旦、定義を明かにしようと思います。

・注目を浴びたいから絵を描く派
主にSNS上で高評価を獲得することを目標として、日々頑張って絵を描いているタイプとする。チヤホヤされたい。例)Twitter:Fav/RTされることを目標とする。Pixiv:ランキングに入ること、「●●100ユーザー※」的なタグを付けられることを目標とする。
※主に二次創作作品につくタグ。●●という作品の二次創作作品で100ユーザー以上がお気に入りしている、という意味。人気作品の検索に一役買っている。

・注目を浴びなくても絵を描く派
評価きにせずとにかく描きたいものを描いて満足する種族。


当のわたくしは。
一通り絵を描き上げて自分以外の目に触れる場所に置くことを「作品の完成」と位置づけ、完成後Twitterの海に放流した場合は投稿直後の数時間、リプライやお気に入り登録の通知を楽しみにしていたりもするが、それよりも完成した自作を眺めてウフウフうっとりする時間が至福なナルシシストタイプなので属性としては後者に属すると思う。

後者の立ち位置からヤジを飛ばすこともあるのだが、そもそも自分が絵を描き始めた動機は何であったかを思い出すと、普段はいじめられっこなのに絵を描くたびに賞状が貰えるし周りの大人が褒めてくれたから、であったことを思い出し、両陣営に対して深くお詫びする次第である。